冠婚葬祭の漢字

冠婚葬祭の漢字

婚葬祭の漢字誕生まで

誕生まで

誕生までの冠婚葬祭:誕生から婚約までの冠婚葬祭:結婚から白寿までの
冠婚葬祭に三つにわけその間に年間の冠婚葬祭を紹介してます、

後半では野辺送りを順をおって記述してます、参考にしてください







産神(うぶがみ)
出産にあたって産婦と新生児を守るという守護神。日本では出産は穢れとされ、産婦や新生児は神に近づくことを禁じられ、産屋にこもらなければならなかったが、産神だけは進んで産屋に入り、産婦を守るものと信じられていた。産神として祭られる神には、山の神、箒神、厠神、子安神などがある。産神を山の神とする考えは、東北地方や北関東地方に多く見られる。

子安神(こやすがみ)
江戸時代の儒教思想の発展で、妊娠しない女性を石女(うまずめ)などと呼び蔑視したが、子安神はこうした女性が子をさずかり、安産を祈った神仏である。東日本では子安地蔵・子安様として講の形で残るところがあり、西日本では子 安観音として神社や御堂に祭られていた。「子安」という名称は竹取物語に出てくる燕の子安貝や三代実録に児安神という言葉が登場し古くから信仰の対象となっていたようだ。また子安貝は宝貝ともいい、形状が女性の性器に似ていることから、安産のお守りとして女性が身につける習慣が古くからあった。

帯祝(おびいわい)
一般に妊娠五ヵ月目の戌の日に妊婦が腹帯を締める祝いである。この帯を岩田帯と呼ぶがもとは斎肌帯(いはだおび)で、斎は忌を意味し、着帯の時から忌に入るとされた。戌の日に当てたのは江戸時代以降で、一度に何匹の子を産む犬の安産にあやかるためと俗にいわれる。帯祝いは子の生存権を承認する 儀式の意味があり、間引きが日常的に行われた江戸時代では、帯祝いをした子は産んで育てなければならなかった。地方によっては三ヵ月目、七ヵ月目に行うところもある。

産屋(うぶや)
産婦が出産・産後の一期間にこもる建物や部屋をいう。古代から出産に対し穢れを恐れる気持ちが強く、産屋を別に設け、一種の隔離生活を行った。産屋の場所は地方によって諸形態があり、村や組で共有したり、各家に独立した産屋をもつ地方、土間や納屋を臨時に産屋とする地方もある。 


誕生から結婚まで

産飯(うぶめし)
出産直後に炊いて産神に供える飯のことで、産婦と新生児に供えるとともに、産婆手伝い、近所の人々など、できるだけ多くの人に食べてもらう。それは、新い生命の誕生を広く認知させるためと、子がよく育つといわれるためである。膳には小石が供えられるが、この小石は産神の代わりといわれ、産婆の家からもってくる風習がある。

名付(なずけ)
新生児に名前をつける儀式で、生後三日目から十四日くらいの間につける。普通は七日目につける。昔は出生時の名前を幼名、童名(わらわな)といい、元服後の名と区別したが、出生時の名を一生持ち続けるようになったのは、明治 時代に法律によって定められて以来である。名付けの方法にはいろいろあり、多くの人から名前を持ちよってもらいその中から選ぶ方法や名付け親を決めてつけてもらう、あるいは神主や僧侶につけてもらう地方もある。

宮参り(みやまいり)
生後はじめて氏神に参拝する儀式で、男児は生後三十二日目、女児は三十三日目に行うことが多いが、お七夜や生後百日目に参拝する地方もある。いずれの場合も産の忌み明けを持って行うものとされ、子を一日も早く穢れより清め新しい氏子が誕生したことを氏神に引き合わせるのが目的である。そのために拝殿ではわざとつねって泣かせ、その存在を神に示し、生存権を認めてもらうと同時に、神の御加護を祈る儀式でもあった。

食初め(くいぞめ)
新生児の食べ初めの儀式で、通常生後百日目に新しい膳と椀をそろえ、食膳には赤飯と焼魚、吸い物などを置く。百日は乳歯の生えはじめる時期に当たることから、魚には頭の硬いものを用意し、丈夫な歯になるように祈ったり、赤飯を一粒でも食べさせるところが多い。

初節句(はつぜっく)
生後、はじめての節句に祝う行事で、男児は五月五日の端午の節句、女児は三月三日の雛祭の節句に行う。おもに里方や親戚、知己などから雛人形や武者人形、こいのぼりが贈られ、返しに菱餅や粽、柏餅を贈る。初節句に準ずるものとして、初正月、初七夕などを祝う地方もあり、初正月には男児に破魔矢、破魔弓、女児には羽子板、手毬などを贈るのが一般である。

初誕生(はつたんじょう)
毎年誕生日を祝う風習は欧米から移入したものだが、日本でも初誕生日を祝う習慣だけはあった。初誕生の日に餅をつく行事は現在も各地に残っているが、地方によって、力餅、立ったり餅、打ち倒し餅などとよび、関東・中部地方では、大きな餅を子供に背負わせて歩かせわざと倒したり、九州地方では大きな鏡餅の上にぞうりをはかせて立たせたり、歩かせたりした。日本に初誕生以外の 誕生日を祝う習慣がないのは、正月ごとに一歳を加えるので、誕生日の意味があまりなかったためである。

七五三(しちごさん)
十一月十五日、男児は五歳、女児は三歳と七歳の時に神社に参拝する行事。元来は、男女の区別はなく、三歳の祝いは紐落し、帯結び、帯初めなどといい紐だけで着ていた着物に新しい帯をはじめてつける行事であった。また、五歳の祝いが男児に限られるようになったのは、もともと袴着といって男の着物をはじめて着る年齢が五歳であったためである。七歳の女児の祝いは帯解きという。いずれも成長過程の段階ごとに氏神に守護を祈り、社会的承認を受ける儀式であるが、七歳までは神の子として特別な扱いをする風習があり、七歳を境にして一つの区切りとされた。

元服(げんぷく)
男子は数えの十五歳、女子は数えの十三歳に行う成年式で、現在は成人式と いわれ一月十五日に満二十歳に達した者を祝う儀式をいう。元服の儀式は古く、天武天皇の結髪加冠の制に現れ、大人になったしるしに、髪形をかえ、男ははじめて冠をかぶり、女子は裳を着用した。江戸時代には、しだいに簡略化され、正式な本元服に対して半元服と呼ばれた。

成人式(せいじんしき)
満二十歳に達した男女を祝う式典で、現在は、一月十五日の成人の日に式典が行われる。二十歳に達した男女は、大人の仲間入りをした印として、社会的、法的にさまざまな権利と義務が生じる。成人に達したと認められる年齢は、時代によって違いがあり、成人式が元服といわれた時代では、男は十五歳、女は十三歳であった。

仲人(なこうど)

婚姻が家どうしを結びつけるという意識の発達した武家社会では、両家の条件を決める仲人の任務は大きなものがあった。仲人は男女の両方の家で立て、まず最初のとりまとめをする下仲人がおり、婚礼の主宰者として挨拶をする最高責任者の本仲人がいた現在でも見合結婚の場合は、仲人の立会いのもとのに見合いがなされ、縁結びの重要な役割を果たしている。そのために、仲人は身分や人望のある夫婦の場合が多く、また、また結婚後も後見的な役割をたのむことが多いことから、上司や有力な親戚筋にたのむ例が多い。

見合い(みあい)
昔は、男が仲人とともに女の家にいって見合いをし、男が気に入れば扇子や持ち物を残してきたという。現在では見合いの前に、写真や履歴書を見てから仲人からの説明をえた上で、仲人の立会いのもとに両方の両親なり本人たちで会うことをいう。

結納(ゆいのう)

結婚を前提ととした婚約を確定させるもので、婚約したしるしに金銭のほかにスルメ、昆布などを聟方から嫁方へ納めること、またはその物品をいう。現在は普通帯料としての結納金に目録を添えるかたちで伝えられ、目録に三品、五品、七品、九品の四種がある。最近は結納の時、聟方から女性の誕生石をあしらった指輪を贈り、嫁方からネクタイピンや腕時計など身につける品物を男性に贈る習慣が一般化している。


結婚から白寿まで

結婚式(けっこんしき)
現代の結婚式は、寺社や結婚式の専門業者が取り扱うことが多い。結婚をする二人の希望で、神前結婚、仏前結婚、キリスト教式結婚などなどの形式がとられるが、宗教的な意味合いは薄い。元来、一般的には、婿が仲人と近親者と一緒に嫁の家へ行き、嫁方の饗応に応じたあと、嫁を連れて帰るものであった。地方によっては、嫁を家に入れる行事に、松明をもやしてその上をまたがせるとか、かまどを三回まわらせるなど、多くの奇習がある。

披露宴(ひろうえん)
結婚式のあと引き続いて行われる祝宴で、家や近親者だけでなく、地域社会への顔見せの意味から行われた。結婚は男女双方の合意と家や親戚だけの承認だけでなく、社会的に近隣や知人に披露されてはじめて正式に認められた 。

厄年(やくどし)
男の二十五歳、四十二歳、女子の十九歳、三十三歳を厄年といい、この年齢には災いがふりかかると信じられた。元来、陰陽道の信仰によるもので、平安時代から貴族の間で厄年を恐れる風習があり、江戸時代には民間にも広く行きわたった。また江戸時代末期ごろから、男の四十二歳、女の三十三歳を大厄の年とし、その前年を前厄、当年を本厄、翌年を後厄といってとくに忌み嫌ったこの年齢が心理的にも、また社会的にも人生の一つの転機に当たり、身を慎もうとする警戒心から厄年の俗信を広め、江戸時代から一般化した。

長寿の祝(ちょうじゅのいわい)
古くから「傘賀(さんが)の祝い」が行われてきたが、傘は年齢のことで、現在のように四十二、六十一、七十、七十七、八十八の各歳を祝うようになったのは室町時代 の末ごろからといわれている。
 
【四十二の祝い】:あまり一般的ではないが、男の大厄である四十二歳を無事に過ごしたことを祝うもので、親しい人に、盆や袱紗に家紋をいれて配る。還暦(かんれき):六十一年目、すなわち六十一歳になると、十干十二支の組み合わせ、つまり干支がひと回りしてまたもとに還るので還暦とよばれる。この日は小児に戻るという意味で赤いものを身につけるところが多い。

【古稀(こき】:唐の詩人、杜甫の詩にある「人生七十古来稀なり」から出た語で、七十歳の祝いである。

【喜寿(きじゅ)】:七十七歳を祝うもので、「喜」を草書体で書くと七十七と書かれることから喜寿の名がつけられた。

【米寿(べいじゅ)】:「米」の字が八十八で組み合わされているのでこの名があり、八十八歳を祝う。

【卒寿(そつじゅ)】:卒の異体字「卆」が九十と読めることから、九十歳の祝いを卒寿という。

【白寿(はくじゅ)】:九十九歳の祝いで、百から一を取ると「白」となることから、白寿と呼ばれ、江戸時代にできた傘賀である。


野辺送り

末期の水(まつごのみず)
死ぬ間際の者に、近親のものが口に含ませる水を末期の水という。肉体を離れようとする霊魂を呼び戻そうと儀式である。

魂呼び(たまよび)
臨終のときに近親の者が大声で名前を呼び、魂を呼び戻そうとすることを魂呼びという。この魂呼びは、屋根の上や近所の丘の上、屋敷内の井戸の中に向かって名前を呼ぶなど、地方によってその方法は異なるが、呪術的な信仰の一つである。

枕飯(まくらめし)
死者を寝かせた枕元に供えられる盛飯のこと。遺体が安置されると、枕元に白木の枕机をおき、線香を立て、燭台(枕火)、花立、水一杯と枕飯を置く。茶碗は故人の使っていたものを使うのが普通である。

湯灌・納棺(ゆかん・のうかん)
僧侶を迎えて経をあげたあと、水を入れたたらいに湯を入れて、遺体をふくことを湯灌という。湯灌したのちに納棺して安置し、通夜をする。

通夜(つや)
葬式の前に、親族、知人などが死者と一夜を過ごすことを通夜という。本来は死者と遺族だけで喪屋で一夜を過ごしたもので、現在のような通夜は比較的新しく始まった習慣だといわれる。高知県長岡郡では、同じ組のものが夜神社に集まって、危篤の病人の回復を祈るのを通夜と呼ぶ。死者の兄弟がそばで寝る地方などがあり女だけが死者を取り囲んで守る地方、死者を蚊帳の中にいれ、その外で寝る地方などがあり、通夜の原形をとどめている。

香奠(こうでん)
香典とも書く。今日の香奠は、お悔やみの性格が強く、死亡に際して、喪家に贈られる金銭・物品をいう。もともとは、近親者が喪中の行事をするために、互いに食料を持ち寄り、死者とともに食べた名残りといわれる。そのために、出費のかさむ葬儀に対する実質的な周囲の協力の性格が強く、香奠の内容も米が中心であった。付き合いの深浅によって金銭などの額には差があり、一般に親族関係のものは高額である。

野辺送り(のべおくり)
松明、提灯、位牌、遺影を持つもの、枕飯を持つ喪主の妻、棺をかつぐ近親者や親しい人々が、遺体を墓地や火葬場へ運ぶ行列。昔は、神社などの神聖な場所を避けて通り、帰り道も決まっていた。今でも帰りに他家に寄るなとか、家に入る前に塩をかけて清める風習が残っている。

(も)
喪は忌と服に分けえられ、死者の死後四十九日は間は忌と呼ばれ喪中で、神に近寄らず死者と一体となって別火の生活をした。それ以降は服の期間として軽い忌に服し、一周忌・三回忌などの年忌ごとに供養を行う。今日では喪に服すといっても、日常生活ととくに異なったことはせず、祭りや婚礼を控えたり、年賀状を出さずに喪中であることを知らせる習慣などに名残をとどめている。

彼岸(ひがん)
暑さ寒さも彼岸までと、いわれ、時候の穏やかな春、秋の彼岸の日に、墓参りや寺に参詣する。春・秋の彼岸は、春分・秋分の日を中日として、その前後三日ずつ、各七日間をいう。彼岸にはおはぎや団子を作る風習が各地でみられ、各寺 院では彼岸会を行い読経・法話を施す。本来彼岸とは仏教用語で、仏道に精進して煩悩を脱し、涅槃に達することをいう。
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